新潟県議会 2022-02-28 02月28日-一般質問-03号
冷害の原因は、フィリピンのピナツボ火山の噴火により世界の気候が変化したことで、日本の夏の気温が二、三度低下したことによるものでしたが、世界的な異常気象は日本の米の生産に影響を及ぼすものであるとの日頃からの認識が必要と思います。
冷害の原因は、フィリピンのピナツボ火山の噴火により世界の気候が変化したことで、日本の夏の気温が二、三度低下したことによるものでしたが、世界的な異常気象は日本の米の生産に影響を及ぼすものであるとの日頃からの認識が必要と思います。
我が国にまで影響を及ぼした海外の災害で思い起こされるのが、平成三年に発生したフィリピンのピナツボ火山の大噴火です。この噴火では、二年後に記録的な冷夏や日照不足を引き起こし、全国的な米の不作により、海外からタイ米などの緊急輸入が行われるなど、平成の米騒動へと発展しました。ここにいる皆さんも、我が国の米や米作りのありがたみを改めて感じさせられたことを覚えているのではないでしょうか。
地球年代で見たら、過去それをずっと繰り返してきているからそういう話なのですけれど、温室効果ガスで地球が温まっていることは一つあって、それに対しての緩和策なり適応策だろうと思うのですが、片方で見ると、今そういう地球自体がいろいろな活動期にあって、例えば火山の活動も活発になってきていて、30年前フィリピンでピナツボ火山が爆発した、あのとき全世界の平均気温を0.4度下げたのです。
世界では一九九一年、十四万三千人が犠牲となったバングラデシュの高潮災害、二十世紀最大の火山噴火であるフィリピンのピナツボ火山噴火、近年におけるハリケーンやサイクロン、台風の大型化、また、先月二十日には、以前、氷点下六十七・八度Cという最低気温を記録したロシア・シベリア北部の世界の寒極と言われている町ベルホヤンスクで三十八度Cを記録、シベリア観測史上どころか北極圏観測史上最高になる可能性があるそうです
一つは予知の問題がありますが、例えば先ほど百万年とか十万年とか数字が出てきているわけですけれども、一九九一年にフィリピンのピナツボ火山は、結局大きな噴火を起こして八百名の方が避難し切れなくて亡くなったというのがあるわけですけど、避難指示が数日前だったわけですね。後になって、数カ月前からの兆候も後から見て兆候があったと、数カ月前にというくらいで、本当に実際にどれだけ予知ができるのか。
また、昨年の台風災害や、今なお予断を許さない雲仙普賢岳の噴火災害、大阪食用油製造工場の爆発、火災等の災害は大規模、広域化の傾向にもあり、海外においてはピナツボ火山の噴火やトルコ地震等、相変わらず大きな災害が発生しているところであります。
今世紀最大といわれたフィリピンでのピナツボ火山の噴火を初め、長崎県普賢岳、伊豆大島三原山噴火等、これらの大型災害を初め、八九年、サンフランシスコでのロマ・プリータ地震等、世界的大型災害がメジロ押しの昨今であります。 また、我が国にあっても、大地震は七十年から百年の周期で同じ地域で発生するという定説もあります。
昨年一年間だけの例を見ましても、海外においては、フィリピンで今世紀最大規模とも言われるピナツボ火山の大噴火があり、国内におきましても、六月の雲仙普賢岳の火砕流災害では五十三名もの死傷者、行方不明者が出ており、今なお千四百世帯、五千五百人の方々が仮設住宅での避難生活を余儀なくされております。
ちょうど十三年前、私は、強烈な宮城県沖地震を体験をし、震災の恐ろしさを痛感いたしましたが、ことし六月以来の雲仙・普賢岳の火砕流や遠くルソン島のピナツボ火山の大噴火などをニュースなどで見るたびに、これを思い出すのであります。 さて、今から六十八年前の一九二三年、大正十二年九月一日、東京を中心に、マグニチュード七・九の関東大震災が起きました。
また、昨二十六日、ピナツボ火山噴火により被害をこうむっているフィリピン共和国に対して、見舞い金を贈ることといたしました。 十月には、カナダ・モントリオール市で開催される第三回世界大都市サミット会議に参加することとしております。 昨年来懸案となっているモスクワ市との友好都市関係の結或については、今後、できるだけ早期の調印を目指してまいります。
以上で質問を終わりますが、私は、このたびの長崎県雲仙岳の火砕流による多くの住民の方々の犠牲と被害に対しまして、また、今世紀最大とも言われるフィリピン・ルソン島のピナツボ火山の噴火による被害に対しまして、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧と火山活動の鎮静化を祈念しながら、私の質問を終わります。御清聴、まことにありがとうございました。